
京成百貨店
KEISEI Dept. Store
- 企業
- 水戸京成百貨店
- 本店
- 水戸市, 茨城県
- 店舗数
- 1
- 百貨店の開店
- 1963年(市川京成百貨店の開店)
- デザイナー
- 不明(非公表), 2006年
ロゴを縦に配置したベーシックなデザイン
紙袋
京成百貨店は茨城県水戸市に本店を置く電鉄系百貨店。その名の通り、京成電鉄が展開する百貨店だが水戸市には京成電鉄の路線はない。これには市川や上野などで営業していた京成百貨店が、水戸市の地方百貨店「志満津百貨店」を買収して開店したという背景がある。
京成百貨店の紙袋は左端にロゴタイプを縦に配置したデザイン。関東では東武百貨店や東急百貨店、京急百貨店でも見られた構成で、紙袋デザインとしてベーシックなパターンになっている。 ロゴは青色のコーポレートカラーにiのティトルを赤色にしたアクセントが特徴的。この配色は親会社の京成電鉄と同じものであり、ヘアラインや処理に違いはあるものの書体も似た印象になっている。電鉄系百貨店として鉄道会社とのイメージをかなり近いものにしている。


紙袋ではないが、包装紙は日本画家の東山魁夷によって描かれた「樹影」という作品がもとになっている。このデザインは上野京成百貨店(現在の上野マルイ)が開店した際に描かれたもので、不忍池に映る上野公園をモチーフにしたもの。同氏は50年近く千葉県市川市で暮らしており、創業店である市川京成百貨店の開店から定期的に催事を開くなど京成百貨店との関係は深い。 このデザインは京成百貨店では紙袋として使用されていないものの、同系のリブレ京成が運営するギフトショップなどで紙袋として展開されている。

紙袋の種類・つくり
種類 | デザイン | サイズ展開 | つくり | 用途 | 有料/無料 |
|---|---|---|---|---|---|
一般用 | 左側に京成百貨店のロゴタイプを縦に配置したデザイン | SMLの3サイズを基本に、デザイン同様で各サイズ | MF | 幅広く一般用途 | 22円 |
仏事用 | 一般用をグレースケールにしたデザイン | 一般用と同じ | 一般用と同じ | 弔事用 | 22円 |
ガイド
● 電鉄系百貨店
鉄道会社をルーツに持つ百貨店。昭和初期、駅の集客力に気づいた鉄道会社は駅前の敷地に百貨店を展開した。世界で初めて鉄道会社が展開した百貨店が阪急百貨店。そのほかに阪神百貨店、近鉄百貨店、東急百貨店、東武百貨店などがあたる。ターミナルデパートとも。
● 分社化
店舗を本社直営ではなく、別会社として経営すること。百貨店における分社化には様々なケースがある。元々他社の百貨店であった場合、買収したのち別会社として運営するケースが多い。他にも経営の機動性を確保するための分社化や他社との提携、ホールディングス化に伴う分社化など。

