東急百貨店

目次

東急百貨店

TOKYU Dept. Store

企業
東急百貨店
本店
吉祥寺店、武蔵野市吉祥寺、東京都(便宜上)
店舗数
6
百貨店の開店
1934年(東横百貨店の開店)
デザイナー
小野亮二、RYOONO、2014年

香水瓶の特殊なモチーフと力強い色彩。

紙袋

百貨店の紙袋には特定のモチーフがデザインされることがしばしばある。
そのなかでも特殊なモチーフを使用しているのが東急百貨店の紙袋だ。
東急百貨店は見る通り香水瓶がデザインされている(明確に香水瓶と公称されているわけではない)。一般に百貨店の紙袋には花や動物などの有機物が採用されるが、東急百貨店は無機物である香水瓶をモチーフにしている。 また色彩も特徴的で、明度の高い黄緑やオレンジなど誘目性の高い配色になっている。これらのことから百貨店の紙袋としては挑戦的なデザインといえるだろう。

東急百貨店, 一般用 大サイズと中サイズ
東急百貨店, 一般用 大サイズと中サイズ
東急百貨店, 一般用 側面にはロゴタイプ、モチーフと創業年が記載
東急百貨店, 一般用 側面にはロゴタイプ、モチーフと創業年が記載

東急百貨店が現在のCI、ロゴタイプを制作したのは1989年。
それまでは東急電鉄と共通のCIを使用していたが、渋谷本店のリニューアルに併せて独自のCIが導入された。
デザインは石岡瑛子によるもので、「モノと心の結合」をコンセプトに打ち出しアルファベットのQをシンボル化している。
またロゴタイプは性別、国籍、時代に左右されないことを掲げて制作された。百貨店としては力強さのあるプロポーションになっており、同氏のデザインに対する姿勢を明確に感じることができる。同時にCIを展開した紙袋も制作された。
2002年、青のストライプにロゴタイプを左縦の配置にしたデザインへリニューアル。現在もながの東急などで使用されている。 ながの東急は別法人であるものの、一般用の紙袋が新旧デザイン混在で使用されているのは非常に珍しい。

現在の紙袋が制作されたのは2014年。
東急百貨店の開業80周年を記念して制作された。当初は2つの「CUBE」をコンセプトとして、香水瓶と立方体の造形が使用されていたが、現在は香水瓶のデザインのみとなっている。
また、色の種類についても黄緑、オレンジ、黒が制作されたが、現在は黄緑のデザインがおもに使用されている。

東急百貨店, 一般用 売り場によってOFの紙袋が使用される アクリル紐のしっかりとしたつくりが上質な印象を与える
東急百貨店, 一般用 売り場によってOFの紙袋が使用される アクリル紐のしっかりとしたつくりが上質な印象を与える
東急百貨店, フードショー用 東急フードショーで使用される紙袋
東急百貨店, フードショー用 東急フードショーで使用される紙袋
東急百貨店, フードショー用 中央上部に「楽しいから、もっと、おいしい」のタグライン。フードショーは東急百貨店の新業態として2000年に渋谷で開業。デパ地下ブームの火付け役となった。
東急百貨店, フードショー用 中央上部に「楽しいから、もっと、おいしい」のタグライン。フードショーは東急百貨店の新業態として2000年に渋谷で開業。デパ地下ブームの火付け役となった。

紙袋の種類・つくり

種類

デザイン

サイズ展開

つくり

用途

有料/無料

一般用

香水瓶状のモチーフ、左上にロゴタイプ。黄緑またはオレンジ。

SMLの各3サイズが基本
デザイン同様でその他サイズ

MFまたはOF
晒クラフト紙
紙平紐(売り場によって紙三本紐、アクリル紐)

幅広く一般用途


1枚10円
サイズによって20円

ながの東急一般用

青いストライプの地に縦にしたロゴタイプを配置したデザイン

一般用と同じ

一般用と同じ

幅広く一般用途
主にながの東急で使用

一般用と同じ

食料品用

一般用と同じ
未晒クラフト紙に緑のデザイン

2サイズ

MF
未晒クラフト紙
紙平紐

食料品売場で使用

1枚10円

東急フードショー用

中央にフードショーのロゴタイプ

2サイズ

MF
未晒クラフト紙
紙平紐

東急フードショーにて使用

1枚10円

弔事用

左上にロゴタイプ、縦横の格子が1対

1サイズ

一般用と同じ

弔事用

無料
弔事用途に限定して使用